2008年12月08日
業務効率化の誘惑
不況になると業務の効率化という話はよく耳にする。
今の時代、これからの時代を考えると業務の効率化というのは当たり前なので、
何をいまさらという方もいらっしゃるかもしれない。
もしくはそんなことを今やっているようではダメだね・・・なんて思っていらっしゃるかもしれない。
私自身何も業務の効率化を反対するつもりもないし、する気もないが
常々思うことは、ホワイトカラーもしくは大きく分けると事務系と呼ばれる仕事の業務の効率化には注意が必要ではないかということだ。
工場などの生産現場ではベンチマークとなる数値や目標は設定しやすい。
さらに「そもそもの存在意義=何のためにあるのか」の定義が共有しやすい。
だが事務系の仕事は今や付加価値を高めるために知的創造をすることがそもそもの存在意義である。
その存在意義と業務の効率化は得てして二律相反することが多い。
そういう意味で注意が必要であろうという思いである。
かといって私はそれが二律相反になるとは思っていない。
さらに言えば、それを二律相反にならないようにするのが大事というか、
それがそもそもの付加価値を高めるための知的創造ではないかと思える。
ただ単に今の業務の延長線上に業務の効率化をするのであれば、
ただ単に競争力を低下させてしまうだけの目先の小手先の収益力UPであり、
引いては企業の力を奪ってしまうものであるということに違いない。
私達は常に、企業体にとって、そこで働く個人にとって
「ベストプラクティスが何か」
常に考え必要があるのではないかと思う。
2008年11月21日
「らしさ」を磨く
「自分らしさ」を磨く
コーチングや人材育成業界で割とよく聞く話です。
リーダーシップとかリーダーについても研修やら講習やらたくさんあるし、
そんな本もたくさんあります。
簡単に触れておくと
リーダーシップ=能力(=人を導くあるいは人に動いてもらえる能力)
よくビジネスシーンで(企業研修等のビジネスシーンで)質問されるのは
「リーダーシップってどやって育てるというか成長させるんですか?」
応えて
「自分らしさを磨く、磨かせる、強みを伸ばす、引き出す。です。」
わかったような、わからないようなって感じでしょうかね・・・
何でそういう質問が出てくるんだろうかって考えるんです。。。
パーソナル系(人生を豊かにする系・自己啓発系)の表現は
『「自分らしさ」を磨く』という表現をつかって書籍が書かれたり、
セミナーとか研修とか講習が開かれるんです。
ビジネス系(企業内・企業外含めて)はリーダーシップとかリーダーとか
そんな表現での書籍が書かれたり、セミナーとか講習が開かれるんです。
何が共通項かというと
「人を動かせる影響力を強める」ということです。
当たり前ですが、一人の人には脳はひとつしかなく、
それを仕事とプライベート=生活のすべてで使うわけです。
それをついつい分けて考えしまうし、
書籍やセミナーはそう書くほうが分かりやすく(体系的に伝えるので)なるので、
そんな影響もあって別物のように錯覚してしまうのです。
「自分らしさを磨く」=「リーダーシップ育てる・成長させる」なんです。